再び映画館のある街へ – まちだにミニシアター・市民映画館を作りたい
もやもや
もやもやを書き出してみる
- 町田の文化力・自治力・恋愛力・自律力( ≒ 民度)を上げるには
- 町田市民のリベラルアーツ
- 見ず知らずの人と、映画の感想を語り合える場
- 良質な映画と、良質な本と、良質なコーヒー
- 岸本杉並区長の映画が与えた影響
- 3館あった映画館を全て失った街
問いにする
もやもやを言葉にしてみる
ミッション・ビジョン・バリュー(MVV)
ミッション
- 町田を再び映画館のある街へ
- まちだにミニシアターを作りたい
- 市民による自主運営された映画館(市民映画館:新潟シネ・ウインドウ方式)
- シネコンでかからない映画が遠くにいかなくても町田でみれる
ビジョン
- 人生や恋愛や社会に悩んだときに、ヒントをくれるような映画館
バリュー
- 市民による市民のための映画館
- 企業からの寄付をうけず、会員組織の会費と、興業収益だけで運用する
- 旧作から新作まで、市民の声を反映してプログラムを作成する
- 民生機の利用や、中古の備品等をつかって低予算で運営する
- 古本屋とカフェを併設し、知らない人どおしが見た映画について語り合えるような場を設ける
基本コンセプト
- シネマブック&カフェ(市民映画館)
- 町田の文化・教養・民度を上げるのが目的
- 40〜80席程度のミニシアター、ブックカフェ20席(古書)を併設する
- ハリウッドじゃなくって、単館系の良質な映画、旧作から新作まで
- 町田駅から徒歩圏内、ただし表通りである必要はない。へんぴな場所でよい(シネマ・チュプキ・タバタのように)
- 会員向け機関誌の発行(月刊)
- 会員からの会費と、興業収益だけで運営、会員は割引き価格で視聴できる
- 5年後(2027年)のオープンを目指す
基本上映プログラム案
- ドキュメンタリーとフィクションを半々にする
- クィア、フェミニズムに関するものに力をいれる
- クラシックアニメを模索する
- ドキュメンタリーとフィクションそれぞれの映画オタクを仲間にいれてプログラムを練る
- 近辺ミニシアターと協議してかぶらないようにする
- 2週間単位でかける映画を変更する(発表する)
- 1つの映画は、1日1回か2回までしかかけない、1日にいろんな映画をかける
設立と運営
- まちだコ・シネマ&ブックカフェをつくる市民組合を結成し、資金到達やコンセプトデザイン等をおこなう
- 完成時の運営は、合名会社まちだコ・シネマがおこない、まちだコ・シネマ&ブックカフェ市民組合が資本を所有する(会員組織)
- 組織設計は、新潟・市民映画館シネ・ウインドウを参考にする
シアタープロフィール
- 40〜80席程度のミニシアター
- スクリーン幅2m(スタンダード、ヨーロッパビスタ、アメリカンビスタ、シネマスコープ)200インチクラス
- 映写機:JVCの4K対応モデル「DLA-X750R」/ 4K対応DLPプロジェクター
- アンプ:11chアンプ搭載デノン「AVR-X6300H」DOLBY ATMOS, DTS:X
- 11.1chのサラウンドスピーカー+サブウーハー
- DCP(デジタルシネマパッケージ)への対応は要検討(ソニー)
- 傾斜型のシートレイアウト ふかふかシート(コトブキシーティング または中古)
マネタイズ
- 年間売上:4000万
- 支出:人件費25%、設備維持費35% 興業費40%(カフェ部門除く)
- 収入:鑑賞券90%、プログラム10%
- 設立費(借り上げか、新築かによって大きく変動)
- 小規模出資金(一口1万円、会員組織)、クラウドファンディング、私募債(地元銀行・企業からの出資は受けない)
- 組織作りのち、必要金額の算定をおこない、出資を募る
- 会員は会員料金で映画がみれる。毎月会報誌が送られてくる
作る(試す)
フェーズ1
- 小さな上映会を開催する
- 仲間を集める
- 見積もりのドラフトを作る
- 物件探しをしてみる
- 運営体制を話し合う
フェーズ2〜3
- 組合を結成する
- 一般社団法人に登記する
- 会費、寄付をあつめる
- クラウドファンディングを開始する
- 物件を借りて、内装をおこなう
- 映写機、音響等の機材を用意して映画館としての成立させる
聞く
- 会員の意見を聞く
- 見に来た人の意見を聞く
- 町田にどんな影響を与えられたか外部評価を受ける
参考
- 書籍「映画館(ミニシアター)の作り方 / ACBOOK」